体育の日である10月13日(月・祝)、恒例の「高田馬場流鏑馬」が行なわれました。
穴八幡宮の神事である「高田馬場流鏑馬」は、江戸時代、八代将軍吉宗が久しく途絶えていた流鏑馬の儀式を制定したことから、享保13年(1728年)に世継ぎの病気の治癒を祈願して行なったことが始まりとされています。
(新宿区ホームページより)
穴八幡宮でのお払いのあと、騎手を乗せた5頭の流鏑馬の馬は早稲田通りから夏目坂へ早稲田のまちを練り歩きました。沿道では大勢の方が馬の行列をカメラにおさめていました。
早稲田の町の界隈を巡行後は、地下鉄早稲田駅近くにある戸山公園で
流鏑馬が行なわれました。
昨年は雨の中だった流鏑馬。今年は晴天に恵まれたこともあり開始時間の午後2時には大勢の方が詰めかけ、会場は何重もの人垣で埋め尽くされました。
今年は5頭の馬もそして5人の騎手も「若返り」をしたそうで、興奮気味。前日の練習では騎手が落馬する場面もあったそうです。そして、巡行にも時間がかかって戸山公園への到着も遅れるほど。最初の射的ではなかなか的にあたらないといった場面を繰り返すも、最後の射的では見事的中。会場からは拍手が沸き起こりました。