6434人の尊い命を失ったこの大地震は多くの国民の目に衝撃的な出来事として焼き付いております。
政府ではこれをきっかけに、防災ボランティア活動への理解を深めるため、毎年1月17日を「防災とボランティアの日」、15日から21日を「防災とボランティア週間」とすることが定められています。
そこで、わせまちブログでも防災の話題をいくつか取り上げます。
地域の中でいちばん身近な防災組織としてあげられるのが「消防団」です。全国どこの街にもあり、町内で火事や災害が発生した時は必ず出動するというものです。また、日々消防ポンプ操法の使い方の訓練や、点検、練習などをしております。
ただ、その「消防団」の大きな課題は消防団員の減少と高齢化。地域への関心の薄まり、都会生活への変貌とともに消防団員は減少をたどるほか、新たな入団員がいないため、体力勝負の消防団の高齢化も深刻な問題です。
そこで総務省消防庁ではこの1月から「消防団員めざせ100万人」のキャンペーンを開始しました。現在90万人を割ろうとしている消防団員。女性や、学生など若い世代への消防団員への加入も積極的に呼びかけ、地域防災力の向上を目指そうとしているものです。
東京23区では18才以上であれば、都内に在住だけでなく、在勤・在学の方でもその場所の消防団員になることができます。
学生の街早稲田では、日頃消防団員として活躍されている早稲田大学の学生3名が下記新宿消防署のホームページで紹介されています。
東京消防庁新宿消防署
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-sinjyuku/
あなたも防災のこと考えて、動いてみませんか。
※この3名が所属する新宿消防署消防団第7分団は、昨年TBSテレビ「噂の東京マガジン」の取材を受けています。
http://www.wasedatown.jp/2007/fireman.html