明日、早稲田にまた新しいまちづくりの取り組みがはじまります。
「早稲田てらこや」です。
これは2003年に早稲田大学社会科学部の池田雅之教授を中心に、神奈川県の鎌倉市ではじまったもので、その土地の文化を活かした企画を地域の子供たちに対して実施し、地域教育を進めていくというもの。
鎌倉は有名な神社仏閣が集まり自然豊かな地域であることから、そうした地域の資源を舞台にした様々な企画が開かれている。
また同様の取り組みが愛知県の豊田市など全国各地に広がっている。
今回、池田教授と同じく社会科学部の早田宰教授、そして地元戸塚第一小学校PTAの現役・OBの会長らが早稲田の街でのこうした取り組みを企画した。
早稲田の町は意外と鎌倉同様、神社仏閣の集まるエリアである。
開講式となる第1弾の企画は、早稲田大学至近のお寺で戸塚第一小学校の子供たち等を対象に「花まつり」を実施する。
花まつりとは仏教の開祖であるお釈迦さまの誕生日とされる4月8日に、お釈迦さまに甘茶をかけてそれを祝うもの。
早稲田のまちではお馴染みのアトム通貨実行委員会も協力する。
第2弾以降は学生の街を活かした学生さんと子供たちとが一緒に街をきれいにする活動で早稲田祭運営スタッフが協力するとのこと。
将来は早稲田小学校、鶴巻小学校の子供たちにも呼びかけ、早稲田の街全体の取り組みにしていくそうだ。
■早稲田てらこや開講式「花まつり」
日時:4月8日(水)午後5時〜
場所:宝泉寺(新宿区西早稲田1−1−2)
http://blogs.yahoo.co.jp/wasedahousenji
対象:戸塚第一小学校の子供たちとそのご父兄など